ESG とは、
環境(Environment)
社会(Social)
企業統治(Governance)
の頭⽂字を取った⾔葉です。
⻑期的な成⻑のためには、 この3つの観点から⻑期的な 事業機会や事業リスクを 把握する必要があります。
ESG の観点が薄い企業は ⼤きなリスクを抱えており、 ⻑期的な成⻑が期待できない と考えられています。
しかし、
最近ではESG という
⾮財務情報の要素だけで
判断するのは厳しい。
という考えが出てきます。
「儲かっている」「財務状況が良い」
といった点を評価するのに加え、
以下のような課題に前向きに
取り組んでいる点も含めて評価され、
投資先が選定される対象となっていきます。
世界の国や企業等が様々な
環境問題や社会問題などの
解決に向けて莫⼤な資⾦を投資し始めています。
再⽣可能エネルギー分野の推進や、
技術開発に投資する個⼈で参加している、
再⽣可能エネルギー推進団体、
「Breakthrough Energy Coalition(BEC)」
には多くの経営者が賛同してます。
その他にも
リチャード・ブランソン⽒(ヴァージン・グループ創業者)
リード・ホフマン⽒(リンクトイン会⻑)
孫正義⽒(ソフトバンク CEO)
ラタン・タタ⽒(タタ・グループ会⻑)
ムケシュ・アンバニ⽒(リライアンス・インダストリーズ会⻑)
マーク・ベニオフ⽒(セールスフォース CEO)
マイケル・ブルームバーグ⽒(ブルームバーグ CEO)
など多くの起業家が賛同しております。
投資家たちはなぜやっているのか、
マイクロソフト創業者
ビル・ゲイツ⽒に
焦点を当てて考えてみましょう。
環境への配慮に関して積極的な露出をしていることからも、そういった
活動をしていることを社会にアピールしたいことがよくわかります。
ESG投資はその規模感から、 最低投資額も非常に大きく、 一般投資家が参加するには、 金額面でかなり高いハードルがあります。
金額面だけではなく、 その他の参加条件も非常に厳しく 最低条件にも引っかからないというのがよくある現状です。
もし仮に参加条件を満たしていたとしても、 日本でまだ盛んに行われてないことなどが原因で、 一般投資家が 「確かなものなのか?」「優良投資なのか?」 などの判断は非常に難しいものです。